“NSW-GADGET STORE(ガジェットストア)”がもたらすPOSシステムの未来 ~多店舗展開 POSシステム~

“NSW-GADGET STORE”システムがもたらす POSシステムの未来 ~多店舗展開 POSシステム~

 NSWではこれまで、ドラッグストアチェーン、専門店、量販店などの流通・小売業界やレストランチェーンにおいて、数多くのPOSシステムを手がけてきた。販売時点での情報を管理するPOSシステムは、瞬時に販売実績を集計するだけでなく、商品の受発注や配送システムにも連携、マーケティングにも活用されており、競争が激化する各ストアチェーンにとって欠かせない存在となっている。
 この領域で多くの実績を積み上げてきたNSWは信頼性のあるシステムをスピーディに提供するために、これまでのノウハウを集約しパッケージ化された“NSW-GADGET STORE”システムを軸に、導入したお客様に競争力をもたらすシステムを目指している。

“NSW-GADGET STORE”システム イメージ図

全国レベルでの多店舗展開、POSレジの数、1000台超の大型プロジェクト

 現在、多店舗展開中のお客様のPOSシステムの入れ替えに取り組むのは、リテールソリューション部に組織されたおよそ20名のグループ。中でも購買者との接点であるレジ部分のPOS機能を担当するのが、入社以来「POSシステム一筋」一戸をリーダーとする、白澤、山崎の3人のチームだ。
 全国レベルでの多店舗展開、、1000台超のPOSレジを有する巨大なシステムを一新するというプロジェクト。「元々は、この多店舗展開中のPOSレジを入れ替えるにあたり、私たちが関連システムの経験を担当していたことから声がかかったんです」と、POSチームのリーダー、一戸はこう語る。「やはり、直接購買者と接するお客様にとって、まずはシステムの信頼性が第一。多種業態のPOSシステムを手がけた実績のある私たちに対するお客様の期待は並々ならぬものがありました」。
 お客様の大きな期待と、それに応える責任感に包まれた大型プロジェクトが始まった。

NSWのナレッジを集結したパッケージシステム“NSW-GADGET STORE”

 「いくら実績があるといってもシステムの信頼性を、お客様に簡単に伝えられるものではありません」とサブリーダーの白澤。「そこで切り札として登場させたのが“NSW-GADGET STORE”なんです」。
 NSWでは、個別のPOSシステムを提供しつつも、これまで培った技術やノウハウを元に、チェーン展開する企業が導入する際のPOSシステムの機能を共通化し、パッケージ化した“NSW-GADGET STORE”の開発を進めていた。「プレゼンのときに、実際に動く画面を見たお客様の顔色が見る見る変わっていったことを思い出します」と当時を振り返る。
 「パッケージの利点というのは、短期間で開発できることと、すでに多方面で稼動しているという信頼感なのです。それに加え、業界事情やお客様の特性に合わせ、カスタマイズできる自由度があることも導入を決めていただいた大きな要因だと思います」。
 現代の販売戦略の重要なポジションを占めるPOS機能には、お客様固有の要望に応えていくことが求められる。「だから、それぞれの得意分野を持ち寄って、お客様の要求仕様をクリアしていくのです」自身も電子マネー分野を得意とする一戸の下には、キャンペーン分野のエキスパートである白澤とポイント機能が専門の山崎が集まった。

時代に即したPOSシステムに向け山積する課題を解決

 「これまで、このお客様ではポイント付与の際、セット販売時のポイント率変更などのイレギュラーを販売員がレジで手作業で行っていたんです」と山崎。これでは、人的なミスも起こりうるし、販売員へのルール徹底やオペレーション教育に手間がかかる。そして何よりもレジに時間がかかって購買者を待たせてしまうことになる。このお客様の競争力そのものを揺るがしかねない。
 そこで、山崎は本部で設定したポイントルールが自動でレジに反映されるしくみをつくっていった。「しくみが複雑になると、多くのイレギュラーが発生するんですね。“返品の際に既に使ってしまったポイントはどうするか”とか。想定される場面を全部洗い出してすべてのケースに対応しました」お客様の反応も上々で大きな手ごたえを感じている。「お客様には、レスポンスが早くなったことを一番喜んでいただいています」と山崎は笑顔で語る。
 「以前のシステムは10年以上前に組み上げられたもの。その間、時代の要求はどんどん上がってきています」スピードの向上はもちろん、一度でできる処理能力の向上、タッチパネルやタブレットなど進化した機器への対応など、取り組むべき課題は山積しているのだ。「処理が複雑化していく一方で、操作性はシンプルに視覚的に、できるだけ少ない操作で動かせる工夫をしなければならない。そうしたノウハウがこの画面インターフェイスに詰まっているんですよ」と山崎は誇らしげにPOSレジのタッチパネルを操作して見せる。

ノウハウの集積が“NSW-GADGET STORE”を進化させる

 白澤は言う。「多くのお客様のPOSシステムに携わらせていただいている私たちの使命は、個別の開発で得たノウハウを集約すること。そしてそれを共通化してパッケージに還元していくことなのです」。「お客様の複雑な要望を実現した上で、誰にでも簡単に操作できるシステムを作り出したい」と山崎。
 信頼性あるパッケージを持つことがNSWの強みであり、個別の要求にも対応できることもまた、NSWの強み。そしてそれを再び“NSW-GADGET STORE”にフィードバックすることでさらに競争力のある製品をつくり出していくサイクルを持っていることが、NSWの最大の強みなのです。
 「POSシステムの分野では“やっぱりNSWが一番だよね”といわれるようにしたいですね」リーダーの一戸は遠くを見据える。「そのために私たちができることは、とにかくシステムの信頼性を上げること。フィールドに出る前にテストをやりきって、決してミスを外に出さないようにしなければならない。私たちが最後の砦として意思を持って信頼性向上に努めていきたいのです」一戸が見たその先にあるのが、信頼性の向上であり、POSシステム分野におけるNSWの競争優位性なのだ。