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ジェスチャー認識のカメラモジュールと認識エンジンを一体化

~NSW、ジェスチャー認識の組込み機器用開発キットを販売開始~ 2014年5月2日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、 代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、本日より「NSWジェスチャー認識」のカメラモジュールとジェスチャー認識エンジンを一体化した、組込み機器向け評価用SDK(ソフトウェア開発キット)の提供を開始いたします。

「NSWジェスチャー認識」は、電化製品や制御装置の操作、介護やデジタルサイネージなどの分野での利用を想定した非接触のユーザインターフェースです。赤外線LEDの点滅を利用して人の手の重心や指の本数を抽出し、その位置や動きによって機器の操作ができるという特徴を持っています。(特許第5156617号)

NSWでは2009年より本製品のWindows版の販売を行っていますが、このたびジェスチャー認識エンジンのアルゴリズムの最適化により処理速度の向上を図り、組込みプラットフォーム上に搭載、カメラモジュールと一体で実装することが可能となりました。これにより、手や指によるジェスチャーを用いる新たな機器や装置の開発を支援します。

今回販売を開始した組込み機器向け評価用SDKは、株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:実吉智裕)製のインテリジェントカメラ向け組込みプラットフォーム「Armadillo-810 カメラモデル開発セット(型番: A8101-D00Z)」で動作し、同製品に搭載されたARM Cortex-A9プロセッサでジェスチャー認識に必要な、撮影、物体検出、認識のすべての処理を行います。また、QVGAのカラー画像を約25fpsで認識(※)し、自然な操作感を実現します。
※性能は組込みプラットフォームのCPUなどに依存します。

■「NSWジェスチャー認識」と組込み機器向け評価用SDKのイメージ

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組込み機器向け評価用SDKはオープン価格です。「Armadillo-810」以外の組込みプラットフォームへのポーティングも行います。初年度、100件の販売を目指しています。

なお、NSWは5月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第17回組込みシステム開発技術展」(ブース番号:西7-6)において、今回発表した「NSWジェスチャー認識」組込み機器向け評価用SDKを紹介します。

関連リンク

「NSWジェスチャー認識」組込み機器向け評価用SDKリーフレット
「NSWジェスチャー認識」について
「NSWジェスチャー認識」動画デモ(WMVファイル:131MB)

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年創業。モバイル端末・カーエレクトロニクスなどの組込みシステム開発、LSIやボードの設計開発を手掛けています。また、製造業、金融保険業、物流業向けなどの基幹システムや各種業務システムの構築、運用・保守サービス、自社データセンターでのアウトソーシングサービスもワンストップで提供しており、これらの実績を生かしたクラウドサービスを展開しています。

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