IDCフロンティアのクラウドサービスと連携したディザスタリカバリサービスの提供を開始
~災害発生時の事業継続実現に~ 2013年5月7日ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、このたび株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 中山 一郎)と協業し、今月初旬より、IDCフロンティア クラウドサービス(以下、IDCFクラウド)と連携したディザスタリカバリサービス(以下DRサービス)を開始します。本サービスは、当社のIaaS型クラウドサービス「BlueSpider」のバックアップサイトとしてIDCFクラウドを活用し、災害発生時の事業継続を実現するものです。
近年懸念されている大規模な災害に備え、BCP(※1)やDR(※2)対策は、企業にとって重要課題となっています。システムの停止は、ビジネスの機会損失や信頼失墜など自社の損失だけでなく、お客様の事業継続へも影響を及ぼしかねません。こうした不測の事態に対し、「BlueSpider DRサービス」は、当社とIDCフロンティアがクラウドサービスで連携し、当社保有のデータセンター(東京、山梨)が広範囲な被害を受けた場合でも、ロケーションの異なる同社保有のデータセンター(北九州)においてシステムを復旧し、適切に業務を継続することが可能です。
■「BlueSpider DRサービス」のラインアップ
(1)データバックアップサービス(お客様の仮想マシン上のアプリケーションデータ保護が対象)
IDCFクラウド上にバックアップデータ保管用の仮想マシンを用意し、その上にバックアップ環境の構築が可能
(2)イメージバックアップサービス(お客様の仮想マシンの保護が対象)
IDCFクラウドへ仮想マシンイメージ(OVF形式 ※3)のインポートが可能
※1 BCP(Business Continuity Plan)
企業が自然災害などの緊急事態に遭遇した場合において、事業継続に取り組むうえで基本となる計画のこと。
※2 DR(Disaster Recovery)
自然災害などで被害を受けたシステムを復旧・修復すること。また、そのための備えとなる機器やシステム、体制のこと。
※3 OVF(Open Virtualization Format)
仮想マシンイメージファイルの標準フォーマットのこと。このフォーマットに対応している仮想基盤間でイメージファイルを相互にやり取りできる。
今後も、IDCフロンティアとの協業を進め、当社のデバイス/組み込みシステム/アプリケーション等の開発技術やシステム運用ノウハウと、IDCフロンティアの最新設備のデータセンター(首都圏、福島県白河市、福岡県北九州市)、大規模クラウド基盤、大容量インターネットバックボーンなど、相互の強みを生かした新規サービスを展開して参ります。
なお、本DRサービスはIaaS型クラウドサービス「BlueSpider」のオプションとして提供し、今後1年間で50社への導入を目指します。
※5月8日(水)~10日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される「第4回クラウドコンピューティングEXPO春」のNSWブース(ブース番号:東5-27)において、本サービスを紹介します。
■BlueSpiderDRサービスの提供イメージ
関連リンク
IaaS型クラウドサービス「BlueSpider」
NSWクラウドサービス
「JAPAN IT Week 2013 春」出展のご案内
- サービス内容に関するお問い合わせ先
- NSW(日本システムウエア株式会社)
ITソリューション事業本部 クラウドサービス部
担当:小田切
TEL:03-3770-0046
FAX:03-3770-3011
E-mail :cloud@gw.nsw.co.jp
- 報道関係者からのお問い合わせ先
- NSW(日本システムウエア株式会社)
企画室IR広報担当:金子
TEL: 03-3770-4014
FAX: 03-3770-4953
E-mail: kouhou@gw.nsw.co.jp