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NSW、米国の画像解析ベンチャーPlacemeter社と販売契約を締結

~人や車の動きを検出する新サービスの提供で、IoTソリューションを拡充~ 2016年8月4日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、Placemeter社(本社:米国ニューヨーク市、CEO:Alexandre Winter)と日本における販売契約を締結しました。あわせて、本日より同社サービスの提供を開始することをお知らせいたします。

Placemeter社は2012年に米国で創業したベンチャー企業です。カメラ映像やセンサーで人や車などの動きを検出する画像処理・分析サービスを開発し、現在、米国をはじめ世界30か国で500件の利用実績があります。また、画像処理技術を組込んだ専用のIPカメラ開発・販売なども手掛けています。

同社が提供する画像分析サービス「Placemeter(プレースメーター)」は、IPカメラ映像やセンサー情報から歩行者や車、自転車など対象物の動きを検知するサービスです。取得した情報はPlacemeterのプラットフォームで解析され、結果は管理画面上で表やグラフの形式で視覚的に確認することができます。対象物の進行方向や密度から交通量や混雑度を把握することが可能なため、自治体の都市計画や公共エリアのセキュリティ監視、小売業では店舗の来店者数のカウント、待ち時間の計測、広告業では広告物前の通行量測定など、さまざまな用途で幅広い分野で利用されています。

Placemeterの画像解析イメージと管理画面

20160804_Placemeter

NSWは今回の販売契約とあわせて戦略的投資を行ったことにより、自治体向け、工場・プラント向け、倉庫・物流向けの各分野で独占的な販売権を有しております。これらのお客様に対するサービス提供とあわせて、小売業やサービス業など幅広い分野へのサービス提供も行ってまいります。

NSWでは画像分析サービス「Placemeter」を、1ライセンス(1カ所計測ごと)あたり月額1,000円から提供し、専用のIPセンサーおよびIPカメラを1台あたり8,000円から販売いたします。このほか、既設のIPカメラに対する同サービスの提供や、当社のIoTクラウドプラットフォーム「Toami」とのデータ連携サービスも提供いたします。また、将来的にはPlacemeter社の画像解析アルゴリズムを内蔵したカメラ製品の開発・提供も計画しております。

関連リンク

画像分析サービス「Placemeter」
IoTクラウドプラットフォーム「Toami」

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年に創業。各業種対応のシステム開発、大規模システム運営、データセンターでのアウトソーシングなどをワンストップで提供します。また、オートモーティブや通信分野などの組込みシステム開発を行うほか、LSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かし、IoTクラウドプラットフォーム「Toami」を中心としたIoT/ M2M分野の各ソリューションやサービス提供に注力し、IoTインテグレータNo.1を目指します。

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