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NSW、製造業向けセル生産支援システム「digicell」の新バージョンを提供開始

~富士通のデジタル生産準備システム「VPS」と連携し機能強化~ 2017年3月31日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、製造業向けセル生産支援システム「digicell(デジセル)」Ver3.0を4月1日より提供開始いたします。

「digicell」はセル生産の現場で、作業者に対し、動画/画像/音声などを用いて、作業をナビゲーションし、完了した作業の実績を収集するシステムです。また、治工具や部品棚と連携し、部品の取り間違い、取り忘れ、ネジの締め忘れなどのチェックを行い、作業者の教育工数削減、技術伝承、人的ミスの発生を抑制します。

今回のバージョンアップでは、富士通株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:田中 達也)のデジタル生産準備システム「VPS」との連携を実装します。この連携により、「VPS」で作成した3DCADデータを活用した工程情報や、アニメーションを「digicell」に取り込むことができ、生産準備の工数削減が可能になりました。また、より多くのお客様にご活用いただけるシステムとするため機能改修を行いました。

「digicell」Ver3.0の特長

(1)デジタル生産準備システム「VPS」との連携
「VPS」にて3DCADデータを活用し作成した工程情報やアニメーションを「digicell」に取り込むことができ、生産準備に関わる工数を大幅に削減する事が可能となります。

(2)作業実施画面「コンテンツ表示領域」の拡大
「digicell」の作業実施画面の「コンテンツ表示領域」を拡大しました。これにより作業指示の写真や動画を表示可能な領域が広がるため、作業指示内容が従来よりも見やすくなります。

(3)動画、画像コンテンツを直接表示可能
「digicell」作業者画面のコンテンツ表示領域に、EDDファイル(「digicell」のコンテンツ作成ツール「easydriver」で作成したコンテンツファイル)以外のファイルも直接表示できるようになります。avi、mp4形式の動画や、jpeg、png、bitmap形式の写真を直接表示できるため、コンテンツ作成が容易になります。

本製品は今後3年間で30社への導入を目指すと共に、NSWは今後も、製造業のお客様の現場作業の効率化に向け、設計・生産・工程管理などのシステムも含めたサポートを継続してまいります。

関連リンク

セル生産支援システム 「digicell」

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1966年に創業。各業種対応のシステム開発、大規模システム運営、データセンターでのアウトソーシングなどをワンストップで提供します。また、オートモーティブや通信分野などの組込みシステム開発を行うほか、LSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かし、IoTクラウドプラットフォーム「Toami」を中心とした、IoT/ M2M分野の各ソリューションやサービス提供に注力し、IoTインテグレータNo.1を目指します。

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