ArmadilloがM2Mサービス「Toami」に対応
オールインワン+フレキシブルなIoTプラットフォームを実現 2014年10月28日日本システムウエア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:多田 尚二、以下「NSW」)と株式会社アットマークテクノ(本社:北海道札幌市、代表取締役:実吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、アットマークテクノ製IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT(アルマジロ アイオーティ)」がNSWのM2Mクラウドサービス「Toami(トアミ)」に対応したことを発表します。
Toami(http://www.m2m-cloud.jp/)は、デバイス、ネットワーク、M2Mプラットフォーム(※1)、アプリケーションまでを含むオールインワンのM2Mソリューションサービスです。Toamiには、リモート機器からのデータをセキュアかつリアルタイムに検索できクラウドサービスとしての安心感・安定感があることはもちろん、ドラッグ&ドロップで簡単に開発できる機能など、組み込み開発現場へのクラウド導入をスピードアップする仕組みが提供されています。NSWは、製造機器の遠隔監視や生産ラインの稼働率監視、電力のデマンド監視、農業向けM2M、構造物のモニタリングなどの用途を中心に、M2M/IoTを低コストでスピード導入できるプラットフォームとしてToamiを推奨しています。
Armadillo-IoTは、Linux搭載の小型・省電力組み込みCPUボード「Armadillo(アルマジロ)」の技術を応用したIoT向けのゲートウェイです。組み込み機器のプラットフォームとしてさまざまな用途での採用実績があるArmadilloをベースとしているので、フィールド用途に耐え得る堅牢な設計で、かつソフトウェア・ハードウェアともに各要求に柔軟に対応することができます。
特に、専用のアドオンモジュールを差し替えて各種の機能を簡単に追加できることが大きな特長です。シリアル(RS232C/422/485)や接点入出力の他、昨今注目されているWi-SUNやEnOcean、BLE(Bluetooth Low Energy)などの無線規格に対応したアドオンモジュールも用意されています。 また、ソフトウェア開発には無償公開されているArmadillo向けの開発環境やユーザーコミュニティを利用することができます。Linuxカーネルやデバイスドライバ、基本的なアプリケーションなどはオープンソースソフトウェアとして提供されており、用途に応じたLinuxベースのアプリケーションを自由に開発して多様な製品を実現することが可能です。
Armadillo-IoTは、M2MプラットフォームToamiとすぐに接続できる「Toami Ready」ゲートウェイとして認定され、2014年12月からToamiソリューションのラインアップに加わります。
NSWは、インターフェースやアプリケーションの開発自由度が高いArmadilloがToami Readyとなったことで、顧客の多様な開発要望にさらに細やかに対応できる価値あるM2M/IoTサービスとして、Toami提供を拡大していく予定です。
アットマークテクノは、2014年11月19日(水)から21日(金)までパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2014(組込み総合技術展)」で、ToamiとArmadillo-IoTを使ったデモを展示する予定です。
(※1) Toamiは、NSWがThingWorx社(米国ペンシルバニア州、CEO Russell Fadel)のM2Mプラットフォームを活用して提供しています。
※「Armadillo」「SUZAKU」は、株式会社アットマークテクノの商標または登録商標です。その他このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。TMおよびRマークは記載していない場合があります。
M2Mクラウドサービス「Toami(トアミ)」
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