先輩社員インタビュー

泉山尚(2009年入社)

「お客様のお客様」の気持ちになって

「ここの操作がわからなかったら、契約の最後まで行かないかもしれませんね」。
損保業における申し込みシステムの設計段階で、お客様にこんな提案をすることがあります。

私は、フィナンシャルソリューション事業部で、損保業の契約関連のシステム開発、保守を担当しています。
新しい保険商品が発売される際の販売・申し込み画面や、税制が変わった際のシステム変更などに対応。
お客様から提示される要望について、要件定義、設計、詳細設計、画面設計、プログラム設計、開発、テストと進めていきます。

お客様からは、画面展開とデザインが送られてくるのですが、その際に、「システムの観点」からと「ユーザビリティの観点」から、よりよいシステムのために提案をしていくのです。
この分野の面白いところは、お客様の向こうに契約者である「お客様のお客様」がいること。契約者の立場に立ってユーザー目線で設計を進めることを心がけています。

起こりうる現象を洗い出し、仕様に落とす

現在取り組んでいるのは、契約内容が正しくない場合の不備管理。
お客様を交え、想定される不備をひとつひとつ洗い出して仕様に落としていきます。
契約書の不備を想定するというのは実に難しいこと。ある程度のパターン化された不備について想定することは容易ですが、なんせ不備なわけですから、本当に想定外のことが起こります。
それでもそれらを想定して仕様に落としていかなければなりません。

「わかっているだろう」ではわからない

最近、仕様書の大切さを実感しています。
設計から開発にあたって、仕様に書いていないことは決して開発されませんし、仕様が間違っていればすべてが間違って進んでしまう。
ですから、仕様書のレビューについては、自分自身はもちろんマネージャー、リーダーを交え何度も行われます。

それは運用の場面でも同様。
以前、引継ぎを受けた際に、仕様書や手順書に記載のない運用レベルの事項が引継ぎから漏れたことがありました。
前任者は日常の中で普通に行っていても、後任者は引き継いでない限りわかりませんよね。
やはりこれは、知っていることであればすべて仕様書に残す必要がある。引継ぎを受ける側は、知らないことはわからないのですから。

つまり、設計にしても運用にしても一番大切なのは仕様書。
システムや運用の品質を上げる唯一かつ最大の手段は仕様書の質を上げることに他ならないのです。

何も起こらないことが本当の喜び

私たちの納めるシステムは、本番稼動し安定稼動してはじめてお客様に喜んでもらえるもの。
納品してホッとする一時的な喜びではなく、継続していく喜びを感じなくてはなりません。
それはタイミング的になかなか難しいのですが、毎月の稼動報告の際に、「何も起こらないことを報告」できることだったり、それに対し、お客様に「ありがとう」といっていただけるときがじわっとうれしいですね。

現在は一開発者として関わっていますが、今後はシステム全体を俯瞰し、プロジェクトマネージャーになっていきたい。
そのためには、プロジェクトマネージャ試験などのの資格取得もさることながら、身近にいるプロジェクトマネージャーの働きぶりをお手本に勉強していきたいと思います。

Schedule

09:00 社内ミーティング 進捗や課題確認
09:30 メール問い合わせに対応
10:00 改修要望についての設計書作成
12:00 昼休憩(自席でコンビニ弁当)
13:00 プログラミング
14:00 お客様先へ移動
14:30 お客様と打ち合わせ
改修案件の課題すり合わせ
16:30 帰社し設計書を作成
18:00 お客様との打ち合わせの報告書
18:30 退社(忙しいときは21:00くらいになることも)

Off Time

同僚に誘われて、社会人になってから駅伝を始めました。
年に数回は大会に出ていますが、それに向けて日頃からジムでトレーニングしています。
いつかフルマラソンで3時間を切ってみたいですね。