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NSW、ビッグデータ分析基盤「MongoDB」の取り扱いを開始

~低コストかつ迅速なシステム導入支援や運用サービスを提供~ 2014年9月1日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、 代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、ドキュメント指向データベース「MongoDB(モンゴデービー)」の取り扱いおよび関連サービスの提供を本日より開始し、ビッグデータ分析基盤の構築を支援します。

「MongoDB」は、オープンソース(※1)のNoSQL(※2)データベースです。プロトタイプの構築が従来のデータベースと比べ圧倒的に速く安価なこと、小規模構成で構築しても高い拡張性を有すること、他のコンポーネントとの連携が容易なJSON(※3)データモデルを採用していることなどから、ビッグデータ分析基盤として世界的に注目されています。

近年、ビッグデータをビジネスに活用する動きが活発ですが、従来のRDBMSではデータの蓄積・分析において十分なパフォーマンスが得られず、柔軟な拡張も不向きなことから、分散処理型のNoSQLデータベースを活用するケースが増えています。これに伴い「MongoDB」の採用を検討する企業が急激に増えているものの、導入はオープンソースの製品を理解し、開発リソースを確保できる一部の企業に限られています。

NSWは「MongoDB」のサブスクリプションライセンスの提供、ならびに導入時のコンサルティング、システム構築、運用の各種サービスを提供し、ビッグデータ分析基盤を構築するお客様にワンストップで技術支援いたします。

本サービスは、オムニチャネルに対応したシステムを構築したいと考えている流通・サービス業や、機器保守や障害予兆検知などのIoT/M2M(※4)の分析エンジンとして活用を検討されている製造業などを対象としています。

なお、NSWは本サービスにおいて今後2年間で10社の導入を計画しています。

※1 オープンソース:ソフトウェアのソースコードをネットワークを通じて無償で公開し、誰でも自由にそのソフトウェアの使用、改良、再配布が認められているプログラム。
※2  NoSQL(Not Only SQL):広く普及しているリレーショナルデータベース(RDBMS)とは異なり、SQLを必要としないデータベースシステムの総称。
※3 JSON(JavaScript Object Notation):JavaScriptにおけるオブジェクト表記構文で、軽量なデータ記述言語の1つ。XMLなどと同様のテキストベースのデータフォーマットだが、より簡素に構造化されたデータを記述できる。
※4  IoT/M2M(Internet of Things / Machine 2 Machine):家電製品やセンサーなど様々なモノをネットワークに接続させ、情報収集だけでなく遠隔監視や制御を行い、商品開発やマーケティングに活かそうとする試みを実現すること。M2Mは、特にモノとモノにフォーカスしており、IoTの一分野として語られるケースもある。

■MongoDBのライセンス種類と機能および提供価格

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MongoDBについて

2009年に初版が公開され、最新バージョンは2.6.3(2014年6月19日公開)。ダウンロード数は1千万を超える。オープンソースのため、3万人を超える技術者のグローバルコミュニティが形成されており、製品や開発に関する情報交換を活発に行っている。 提供元のMongoDB Inc.は、セールスフォースドットコム、EMC、レッドハット、インテルなどによる戦略的投資を受け、資本金2.31億ドル。ニューヨーク、パロアルト、ロンドン、ダブリン、バルセロナ、シドニー、シンガポールなど世界各地に拠点を有する。従業員300人以上。

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年に創業。各業種対応のシステム開発、大規模システム運営、データセンターでのアウトソーシングなどをワンストップで提供します。これらの実績を生かし、ITリソースを提供するだけでなく、監視・運用などのデータセンターソリューションや移行設計などのインテグレーションを含めた幅広いサポートを提供するクラウドコンピューティングサービスも実現しています。また、モバイル端末・カーエレクトロニクスなどの組込みシステム開発を行うほか、LSIやボードの設計開発も手掛けています。

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