projectプロジェクト紹介
再生可能エネルギーの価値を見える化する
「環境価値プラットフォーム」開発
エンタープライズソリューション
2024年4月に新規設立されたソーシャルイノベーション事業部は、金融業界や公共部門向けのシステムソリューションを中心に業界特有の課題を解決するためのDX推進を支援しています。
今回、手掛けたプロジェクトは、総合エネルギー企業と連携した新サービスのPoC案件(概念実証)です。再生可能エネルギーの新たな価値を見える化する「環境価値プラットフォーム」の開発を目的に、発電データと需要データをクラウドネイティブ技術で統合し、時間帯ごとの需給状況をトラッキングして可視化する仕組みを構築しました。これにより、異なる事業者間でのデータ連携が円滑になり、業務効率化と再生可能エネルギーの付加価値向上を実現します。
2012年入社
K.A.ソフト系エンジニア
エンタープライズソリューション事業本部
ソーシャルイノベーション事業部
-
プロジェクト全体の進行管理、クライアントの期待値を調整しながら、現場のリソースを最適化することで円滑なプロジェクト遂行を目指すベテランSE
2022年入社
S.R.ソフト系エンジニア
エンタープライズソリューション事業本部
ソーシャルイノベーション事業部
-
入社3年目。業務毎に様々な知識を習得できるのが面白いと感じており、業務プロセスや実態を理解することで、より深い視点を得られることがやりがい
2020年入社
S.N.営業
エンタープライズソリューション事業本部
営業統括部
-
クライアントとプロジェクトチームをつなぐ架け橋として、それぞれの想いを具現化。信頼関係を築きながら、ニーズに応じた提案で課題解決に取り組む
project story 01
プロジェクト成功の鍵は、専門性とチーム力
同プロジェクトを振り返って感じたことは?
K.A.:今回のプロジェクトでは、総合エネルギー企業と協力し、再生可能エネルギーの「環境価値プラットフォーム」のPoC(概念実証)に取り組みました。このプラットフォームは、エネルギー需給状況をリアルタイムでトラッキングし見える化するシステムです。クライアントの要望がまだ具体化していない段階からスタートしたので、その意図を的確にくみ取り、実現可能な形に落とし込むプロセスにはいくつもの課題がありました。しかし、各メンバーが専門性を活かしつつ協力し合い、一つひとつの課題を着実に解決して成果に繋げられたのは大きな収穫でした。
S.N.:営業として、クライアントの課題や要望を丁寧に整理し、チームに的確に伝えることを意識しました。今回はとくに、発電と需給のトラッキングという新しい試みであったため、技術的な背景をしっかりと説明することが求められました。
S.R.:入社3年目で、システム全体の構造を理解しながら、データの
精度や信頼性を高めるための調整を行う役割を担えたのは貴重な経験でした。先輩方のアドバイスを得ながら、自分で考え、試行錯誤する中で、着実に課題を解決できたことは大きな自信につながりました。
project story 02
営業とエンジニアの連携で築く
信頼と成果
営業とエンジニア、それぞれが果たす役割とは?
S.N.:エンジニアがイメージを具体化しやすいよう、クライアントの言葉を整理し、技術的背景を意識しながら共有するよう心掛けました。また、プロジェクトを円滑に進めるため、K.A.さんと密に連携しながら、クライアントの期待値とチームリソースを調整しました。営業とエンジニアの連携こそが、クライアントの信頼獲得や確実な成果につながったと感じています。
K.A.:営業とエンジニアが連携することで、クライアントの要望や課題を多面的に理解することができます。今回とくに意識したのは、スケジュールの調整やコスト配分をどう最適化するかという点です。技術的な完成度は高みを目指せば際限がありませんが、クライアントの要望や予算によって最適なバランスを見極める必要があります。限られた時間と予算で最大の成果を引き出す方法をS.N.さんと模索しました。こうした相互補完的な関係性が今回のプロジェクトを大きく前進させる要因だったと感じています。
project story 03
若手を成長へ導くサポート体制
NSWのサポート体制が成長を後押し
S.R.:入社当初は何もかも初めてで、不安ばかりでした。でも、K.A.さんをはじめとする先輩方の「こう考えてみたらどう?」とのアドバイスのおかげで、自分で解決策を見つける力が身につきました。今後は、培った技術や経験を活かし、プロジェクトを引っ張る立場にも挑戦していきたいです。
S.N.:私も新人のころ、お客様との会話をどう広げていけばいいのか苦労しましたが「まずは自分で考えてみて、それでも分からなければ相談しなさい」という先輩のアドバイスで吹っ切れ、次の一歩を踏み出せました。若手には、自分で考える大切さを伝えながら、必要なときにはしっかりサポートしてあげられる存在でいたいと考えています。
K.A.:二人とも頼もしいですね。若手がどんどん成長していく姿を見るのは、本当にやりがいを感じる瞬間です。NSWでは若手が自ら考えて行動する機会が多くあります。しかし、周囲が全力で支える文化が根付いているので、責任ある仕事にも自信を持って挑戦できるのだと思います。
Entry