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REDSTACKとNSW、BIM-IoTソリューションビジネスで協業

~BIMとIoTの融合により建設業や製造業のデジタルツインを実現~ 2021年3月5日

REDSTACK Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO Japri Maming、以下REDSTACK)とNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、BIMとIoTを融合したBIM-IoTソリューションビジネスで協業することを発表します。これに伴いNSWは、REDSTACKの「TWIN CLiQ」および「DFAMP」を本日より提供開始します。

BIM(Building Information Modeling、※1)は設計・施工・維持管理といった建築ライフサイクルのあらゆる情報を一元管理する手法で、建設業にとどまらず製造業など、さまざまな分野において注目を集めています。
本協業は、REDSTACKのBIMソリューション提供ノウハウと、NSWのIoT・AI技術を融合したBIM-IoTソリューションを活用し、現実空間の機器や設備などの稼働データを仮想空間に再現するデジタルツイン(※2)を実現することで、建設業や製造業の業務変革を積極的に推進していくことを目的としています。

REDSTACKの「TWIN CLiQ(ツインクリック)」はWeb上でBIMを直感的に操作するセキュアなBIM Viewerで、建設プロジェクトにおける業務の効率化、人手不足や技術継承などの課題を解決します。また「DFAMP(Digital Facility & Assets Management Platform)」はWebベースのデジタルツインツールで、建物の維持管理や設備管理、メンテナンスなどにおける人手作業をデジタル化しコストの削減を実現します。

このたび提供するBIM-IoTソリューションは、上記システムにNSWのIoTプラットフォーム「Toami(トアミ)」を連携することで、製造業などのあらゆる設備情報を可視化します。また、AIソリューション「ToamiVisionシリーズ」を活用して人やモノの動きをリアルタイムで把握し、IoT向けビッグデータ分析・予測サービス「ToamiAnalytics」により設備のメンテナンス予測や品質保持の自動判別、予算作成や様々なシミュレーションを行うことでデジタルツイン実現を推進します。

TWIN CLiQおよびDFAMPの使用イメージ

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今後、両社はBIM-IoTソリューションを建設業、製造業、商業施設、メンテナンスなど、さまざまな分野へ提供しデジタルツインを展開することで、設計・施工・維持管理・運用の各フェーズの効率化に向けて支援するとともに、ビジネス領域の拡大を目指してまいります。

※1 建築物をコンピューター上の3D空間で構築し、企画・設計・施工・維持管理に関する情報を一元化して活用する手法
※2 建設業における設計・施工や運用、製造業における設備や機器などの情報をデジタル化し、仮想空間に現実と同じ環境をリアルタイムで再現する技術

関連リンク

NSW IoTプラットフォーム「Toami」
REDSTACK  「DFAMP」で実現するデジタルツイン(動画)

REDSTACK Pte. Ltd.について

25年以上にわたり、不動産・工場等の建設関係に関わる最新のデジタルプラットフォームの構築にフォーカスしている3Dエンジニアリング、モデリング、プログラミングを専門とする建設業特化型エンジニアリング会社です。BIM先進国のシンガポールで高い評価を受け、アジアでは、シンガポール、マレーシア、台湾、フィリピン、他にカタール、ドイツ、オーストラリアに支店があります。詳細はhttp://www.redstackgroup.com/bim-usをご覧ください。

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT・AI分野に注力し、IoTプラットフォーム「Toami」を軸とした各ソリューションやサービス提供により、お客様のDX・デジタル変革実現を先導する企業を目指します。


※本報道資料はREDSTACK Pte. Ltd.より英語版が、NSWより日本語版が同時配信されています。
※本ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
※各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。

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