RBAツール「NetIQ Aegis」による運用自動化サービスを提供開始
~自社クラウドサービス「BlueSpider」での運用実績をサービスメニュー化~ 2013年3月7日ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:青木 正)は、ITILに準拠しITプロセスの自動運用を行うネットアイキュー社のRBA(※1)ツール「NetIQ Aegis」による運用自動化サービスの提供を3月7日より開始いたします。当社では、これまで自社IaaS型クラウドサービス基盤「BlueSpider」の運用に「NetIQ Aegis」を実装し、システム運用自動化による効果を上げており、その実績を基にこのたびサービス化することとなりました。
システム運用では、定期オペレーション、障害対応、依頼作業など、依然として手順書を基にしたオペレーターによる作業が中心であり、常に人的ミスのリスクを伴います。運用品質を保つため、多重チェックに時間を費やすケースもあり、コスト削減が難しい状況にあります。
このような中、当社は自社IaaS型クラウドサービス基盤「BlueSpider」の運用にRBAツールとして「NetIQ Aegis」を採用し、システム運用自動化による効果を上げてきました。運用自動化サービスは、定期オペレーションなどの定型業務や単純作業をシステム化してプロセスを自動実行することで、作業工数を削減し人的ミスを回避します。障害対応ではアラートを検知すると同時に、障害イベントの自動発行とプロセスの自動実行により早期復旧を可能とするなど、運用の効率化と品質の改善を実現し、システム運用の課題を解決します。
当社は、こうした実績とシステム運用における長年のノウハウを基に、データセンターによるアウトソーシングサービス、オンサイトでのシステム運用サービスにおいて、現行システムのアセスメントやコンサルティングサービスをはじめ、運用コスト削減に向けた運用自動化サービスのご提案をしてまいります。
本サービスは、今後3年間で20社の導入を目指します。
※1 Run Book Automation
従来のワークフローツールに、既存の様々なIT運用管理ツール/機能との連携機能を組み入れた、IT運用管理自動化の仕組みを実現するテクノロジー
■「NetIQ Aegis」について
ITILベースのプロセスをモデル化/自動化し、業務プロセスや管理プロセスの自動運用を行うソフトウェアプラットフォーム。運用業務を効率化しコスト削減を実現します。
■「NetIQ Aegis」の特長
(1)自動化プロセスをGUIによって視覚的に作成することができます
定型運用、障害対応のプロセス作成において、必要なアクティビティーは標準的なライブラリからドラッグ&ドロップにより視覚的に作成することができるため、作成時の誤りを予防します。
(2)申請・承認プロセスを効率化することができます
ブラウザ操作で「申請フォーム」「承認フォーム」を作成でき、メールとの連携によって承認プロセスをメールで通知することができます。
(3)リアルタイムでの実行プロセスのステータス管理ができます
オペレーションコンソールにより、リアルタイムでのワークフローのステータスを確認することができます。
(4)作業証跡の管理
アクセス履歴を突き合わせ結果レポートとして自動的に記録します。本レポートは監査証跡としてご利用いただけます。
※NetIQ、およびNetIQ ロゴは米国およびその他の国や地域における米国NetIQ Corporationおよびその代理店の商標または登録商標です。
以上
- サービス内容に関するお問い合わせ先
- NSW(日本システムウエア株式会社)
ITソリューション事業本部営業統括部 原田、島田
TEL:03-3770-0095
FAX:03-3770-0268
E-mail :ml-it4e-dc@gw.nsw.co.jp
- 報道関係者からのお問い合わせ先
- NSW(日本システムウエア株式会社)
企画室IR広報担当:金子
TEL: 03-3770-4014
FAX: 03-3770-4953
E-mail: kouhou@gw.nsw.co.jp