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NSW、RealWear社の産業用スマートグラス提供開始

~ハンズフリースマートグラスで現場作業のデジタル化・効率化を促進~ 2019年8月22日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、RealWear, Inc.(本社:米国ワシントン州バンクーバー、CEO Andy Lowery)と販売代理店契約を締結し、本日より、プラチナパートナーとして産業用スマートグラス「HMT-1」および「HMT-1Z1」の提供を開始します。

「HMT-1」は、産業向けのスマートグラスとして欧米で多くのシェアを獲得しており、音声認識による100%ハンズフリーを実現します。作業者の音声により、ディスプレイを見ながらコントロールできるため、建設・工事現場など、危険を伴う場所での作業や両手が離せない作業に適しています。また、オンラインのアプリケーションを使用することで、IoTデータ表示による機器の修理や遠隔指示など、デジタル化・効率化ができます。

■主な特長
・音声で操作可能。ボタン、タッチ、ジェスチャー制御が不要の100%ハンズフリー
・95dB雑音環境(非常にうるさいレベル)でも利用可能な高度な音声制御
・7インチディスプレーに匹敵し、明るい日差しでも見やすい鮮明な画面表示
・高画質カメラでの写真・動画の撮影や再生、またドキュメントの参照が可能
・「HMT-1」は防水や防塵、落下や温度環境への耐久性を確保しハイリスク環境に適用可能
・「HMT-1Z1」は国内唯一の防爆対応スマートグラス。日本のTIIS基準に準拠、ATEX Zone1認定
・ヘルメットへの装着の他、安全帽や安全メガネと使用できるように設計

■アプリケーション活用例
・現場で作業対象機器のIoTデータをリアルタイムで見ながら、修理やメンテナンス作業を実行
・デジタルワークフロー化により組立作業や検査項目の手順ミスや抜けを防止。「HMT-1」で撮影した写真による作業報告が可能
・現場の映像や音声をリモートサイトにいる熟練者へ共有。リアルタイムで的確な指示に対応

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NSWは、「HMT-1」および「HMT-1Z1」の販売・キッティング・サポートを行う他、IoTプラットフォーム「Toami」やAI・分析モデル、RPAなどの各種システムとの連携、お客様のニーズに合わせた業務アプリケーション開発(Android搭載)も可能です。また、アプリケーションパートナー各社と連携しさまざまなソリューションと組み合わせた提案も行います。現在、アプリケーションパートナー・販売パートナーを募集しています。

今後、NSWは「HMT-1」および「HMT-1Z1」の販売を通じて、危険を伴う建設・工事現場で働く現場作業者の安全を確保しながら作業の効率化を図るソリューションを提供するとともに、お客様の業務変革の実現を支援してまいります。

■エンドースメント
NSWが当社の「HMT-1」および「HMT-1Z1」の販売を開始したことを歓迎します。100パーセント音声認識でコントロールするハンズフリーで頑丈なヘッドマウントコンピュータ「HMT-1」、および防爆対応「HMT-1Z1」は世界トップクラスの製品です。NSWのSIとの組み合わせにより、とりわけ製造業、建設業、インフラ企業における現場作業の効率を飛躍的に向上させることが可能になります。この協業によるソリューションは、職場に革命をもたらし、安全性、効率性、および収益性を大幅に向上させます。
RealWear, Inc.
アジアパシフィック担当副社長 John Higgs

「HMT-1」および「HMT-1Z1」対応アプリケーション一覧

・日本ヒューレット・パッカード株式会社「MyRoom」
  (https://www.myroom.hpe.com/VRG)
・株式会社日立ソリューションズ「フィールド業務情報共有システム/FIS」
  (https://www.hitachi-solutions.co.jp/fis/)
・株式会社NTTデータ ニューソン「InfoMesh Visual Navigator®」
  (https://www.newson.co.jp/solution-service/solutions/mobile-solution/ivn.html)
・Jujotech.Inc. 「FusionRemote」
  (https://www.jujotech.com/fusion-remote/)
・株式会社ブイキューブ 「V-CUBE コラボレーション」
  (https://jp.vcube.com/service/collaboration)

関連リンク

産業用スマートグラス「RealWear」
IoTプラットフォーム「Toami」

RealWear, Inc.について

2012年に設立。産業労働者向けのウェアラブルソリューションを提供し、遠隔作業支援用ヘッドマウント・アンドロイドコンピュータ「HMT-1®」の開発・製造・販売を行っています。特許取得済みの「HMT-1」は、工場やワークサイト現場で作業者が遠隔地の熟練者と行う音声認識や映像共有による100%ハンズフリーオペレーションを12ヵ国語(日本語対応済)でサポートしています。詳細はhttps://www.realwear.com/をご覧ください。

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT・AI分野に注力し、IoTプラットフォーム「Toami」を軸とした各ソリューションやサービス提供により、お客様のDX・デジタル変革実現を先導する企業を目指します。


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