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NSW、AIにより正しい手洗いを判定・記録する「手洗いVision」を提供開始

~動作認識と手順判別にAIを活用し、人による目視判定を自動化~ 2020年6月4日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、AIソリューション「Toami Visionシリーズ」の第5弾として、AIによる正しい手洗いの動作・手順判定サービス「手洗いVision」を本日より提供開始します。

これまで食品事業者を中心に、「正しい手洗い」の確認は人による目視で行われていることが多く、コストおよびリソースにおいて大きな課題を抱えていました。
そこで当社は、昨年度より食品工場における正しい手洗い動作および手順の判定・記録について「動作認識AI」、「手順判別AI」など複数のAIを活用した実証実験を実施してきました。その結果、手洗いの各工程別動作の判定では90%以上、手順や各工程の時間など一連の動作判定でも90%以上の検知率を確認しています。判別の自動化に伴い、人による目視がなくなり、コストや工数の削減を実現したことから、このたび正式にサービス化しました。

昨今、新型コロナウイルス(COVID-19)を含む感染症の他、風邪や季節性インフルエンザ・食中毒の予防として、食品事業者に限らず「正しい手洗い」の重要性がさらに増しています。このような状況を踏まえ、今後NSWでは「手洗いVision」の派生サービスにより、多くの人が同一のものに接触する頻度の高い教育現場や公共施設、医療・介護施設、工場、コールセンターなどの衛生管理強化に貢献していきます。

サービスイメージ

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特徴

1. 複数のAIで動作判別・手順判別を行い、ルール通りの正しい手洗いか判定
2. 手洗い開始のタイミングを自動で検出
3. 画角や明るさなど、カメラ設置環境に特化したチューニングを実施
4. 動作記録(動画)、過去の判別ログを記録
5. 人の自動判別も可能(※オプション)

サービス構成(最小構成例)

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関連リンク

AIソリューション「Toami Visionシリーズ」

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT・AI分野に注力し、IoTプラットフォーム「Toami」を軸とした各ソリューションやサービス提供により、お客様のDX・デジタル変革実現を先導する企業を目指します。


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