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NSW、エッジデバイスと機械学習を活用した モータ異常予兆検知システムの提供を開始

~ハードウェアパッケージによる早期の導入が可能~ 2020年8月19日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、エッジデバイスのデータを可視化しAIによる異常予兆検知を行うEdge-AIシリーズとして、モータ異常予兆検知システムの提供を本日から開始します。

モータを搭載する産業機器に劣化や故障などの異常が発生すると、生産品の品質の劣化や稼働装置の停止に伴う生産効率の低下を引き起こすため、事前に設備の異常を検知し、安定稼働を維持する必要があります。

本システムは組込みAIデバイス「Jetson TX2」(NVIDIA社)に各機能を組み込んだハードウェアパッケージ(1セット20万円~)として提供します。モータに接続するだけでデータの収集と蓄積、予兆検知モデルの学習、モデルを用いた推論による異常予兆検知が可能です。また、すべての処理を「Jetson TX2」内で行うためサーバーやネットワーク環境に依存することなく利用できます。
DCモータやステッピングモータなどの一般的なモータに幅広く対応しており、駆動状態の電流値/電圧値のフィードバック値の位相ずれから予兆を検知します。これにより早期に故障などの異常による稼働停止のリスクを事前察知し、計画的なメンテナンスの実施を支援します。

今後は、本システムによるPoC推進に加えお客様のシステムとの連携にも対応していくとともに、モータをはじめ様々なエッジデバイスに向けたソリューションを展開していきます。

モータ異常予兆検知システムのイメージ図

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関連リンク

Edge-AIシリーズ「モータ異常予兆検知システム」

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT・AI分野に注力し、IoTプラットフォーム「Toami」を軸とした各ソリューションやサービス提供により、お客様のDX・デジタル変革実現を先導する企業を目指します。


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