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NSW、製造業向けデジタル生産支援システム「digicell」の 新バージョンを提供開始

~産業用スマートグラスとの連携で音声によるハンズフリー操作を実現~ 2021年3月1日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、製造業向けデジタル生産支援システム「digicell(デジセル)」Ver5.0を本日より提供開始します。

「digicell」は、セル生産の現場で作業者に対し、動画・画像・音声などを用いて作業内容のナビゲートや作業実績を収集するシステムです。また、治工具や部品棚と連携し、部品の取り間違いや取り忘れ、ネジの締め忘れなどのチェックを行います。これらの機能により、作業者の教育工数削減や技術伝承、人的ミスの抑制などの効果が得られます。

このたびのバージョンアップでは、当社がプラチナ販売代理店を務める産業用スマートグラス「RealWear(リアルウェア)」との連携を始めとする機能拡張を行いました。RealWearは防水・防塵・高耐久性や音声認識による完全なハンズフリー操作、各種対応アプリケーションによる外部ツール連携が可能な産業現場向けのスマートグラスです。RealWearと組み合わせることで、セル生産だけでなくライン生産やメンテナンス業務においてもdigicellの手順情報を利用した遠隔からの作業指示や音声による実績管理機能が利用できるようになります。

「digicell」Ver5.0の特長

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「digicell」バージョンアップ内容

(1)「RealWear」対応のAndroid版「digicell」アプリケーションをリリース
RealWearにdigicell連携アプリをインストールすることで、作業ナビゲートや実績収集、検査、機器連携によるトルク値検査機能といったdigicellの機能を、RealWearの特長である完全音声操作を用いて利用することができます。PCやディスプレイ、マウスなどのハードウェアが不要となるため、セル生産以外の生産現場やメンテナンス業務など様々な現場でも活用できます。
また、PC版digicellと機能連携可能なため、既存のdigicellユーザーは導入が容易で、かつPC版とAndroid版双方のメリットを享受することができます。

(2)利便性を向上させるための各種機能強化と改善
PC版digicellの各種機能強化と改善を実装しました。音声操作機能(オプション機能)の追加搭載により、PC版においてもハンズフリーによる操作が行えます。

NSWは今後も、製造業のお客様の現場作業の効率化に向け、設計・生産・工程管理などのシステムも含めた製造ソリューションを提供してまいります。

関連リンク

デジタル生産支援システム「digicell」
産業用スマートグラス「RealWear」

NSW(日本システムウエア株式会社)について

1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT・AI分野に注力し、IoTプラットフォーム「Toami」を軸とした各ソリューションやサービス提供により、お客様のDX・デジタル変革実現を先導する企業を目指します。


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