NSW、産業用スマートグラス「RealWear Navigator」、国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)に登録
~建設業界へのスマートグラスの普及により現場の安全性、施工性の向上に貢献~ 2023年11月15日NSW株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW)は、100%ハンズフリーの産業用スマートグラス『RealWear Navigator』を、このたび国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)に登録いたしましたので、本日お知らせいたします。
工事現場では、通話や映像の情報共有に、スマートフォン・タブレットを使用するケースが増えてきましたが、手がふさがってしまうため転倒時や落下時に回避行動が取りづらい状況でした。RealWearはヘルメットなどの頭部に装着でき、両手を使わず音声により操作できます。両手が空いていることで、転倒時や落下時に身体を手で支える、手すりにつかまるなどの回避行動が取りやすくなり、安全に作業を行うことができます。また、直射日光が当たる工事現場ではスマートフォンの画面が見づらいという課題がありますが、RealWearでは直射日光下でも視認性が高いため施工性の向上を図ることが可能です。
また、RealWearは、IP66の防水・防塵性能に加え、約8時間連続稼働できる交換可能なバッテリーを備えています。また、動作環境温度-20℃から+50℃、相対湿度 95%の環境下でも動作するので、適用場所に制限はなく建設現場全般でご利用いただけます。

・現場の状況を撮影、録画しながら、両手の作業が必要な場合。
・現場に必要な図面、手順のファイルを参照しながら、両手の作業が必要な場合。
・移動時間を要する遠方の現場とのコミュニケーションを円滑にしたい場合。
・施工時において、現場担当者と現場事務所もしくは現場と発注者双方で、早期の判断や確認が必要な場合。
・経験豊富な人材や熟練した人材が少ない場合。
NSWは、NETISへの登録を通じて『RealWear Navigator』を土木・建築業界により広く普及させ、工事現場における安全性、施工性の向上を目指してまいります。
NETISとは新技術情報提供システム(New Technology Information System)の頭文字をとった言葉で、国土交通省が運用する新技術活用のためのデータベースのことです。公共工事の施工者がNETISに登録された新技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合には、活用の効果に応じて公共工事の成績評定である工事成績評定の加点対象となります。
■NETIS登録情報
NETIS登録日 2023年10月12日
NETIS登録番号 KT-230150-A
新技術名称 スマートグラス「RealWear Navigator」
登録ページ https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-230150%20
RealWearについて
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