NSW、日台サイバーセキュリティ企業と協業検討
~NSWの半導体開発環境、半導体デザインサービスのセキュリティ向上、安心安全なサービス提案に向けて~ 2024年10月15日ITソリューションプロバイダのNSW株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW)は、情報セキュリティサービス「Keyper」を提供するKeyXentic Inc.(本社:台湾台北市、CEO 洪伯岳(Sean Hung) 以下KX)、KX日本総代理店のNet Peace株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 古舘 侑樹、以下NP)と共同で、多要素認証やパスワードレス化によるセキュリティ向上に向けた協業検討を10月15日より開始いたしました。
本協業により、NSWが保有する半導体開発環境および半導体デザインサービスにおいて、セキュリティや認証を強化し、利用するユーザーの安全性を高めた環境およびサービスの構築、提案が可能となります。

台湾は地政学的にも日本と似ており、日本同様に近隣他国からのサイバー攻撃が非常に多い国です*1*2。台湾は、政府が能動的にセキュリティ対策のルールを決定し、サイバーセキュリティ系企業の新規設立や開発、進出などを積極的に支援しています。その成果もあり、多くの組織にて従来のセキュリティ対策ではなく、今の時代の働き方に合ったセキュリティ対策、ゼロトラスト(※)の概念に沿ったサービスの導入を積極的に行っています。
世界的にセキュリティへの関心が高まる中、日本ではセキュリティ人材不足も深刻な課題となっており*3、人材を急激に育成することも難しい状況です。そのため、実績があり使い勝手の良いツールやサービスなどを有効活用し、効率的かつ早急なセキュリティ対策を実装する必要が出てきているため、本取り組みの検討を開始いたしました。
※ゼロトラスト:従来の境界型セキュリティ(社内からのアクセスは絶対安全など)とは異なり、ユーザーやデバイスを信用せず、常に検証を行う、という考え方。検証を行なっても、付与される権限は「最小限」のため、許可されていないシステムやアプリケーション(例えば他部署のシステム)などにはアクセスできない。
ゼロトラストの概念に基づき開発された、パスワードレス認証プラットフォームです。サーバーにインストールすることで、パスワードを利用せず、FIDOを利用した生体認証、TOTP(Time-based One-Time Password)、NFC付ハードウェアトークン、QRコード認証など、お客様環境に合わせたさまざまな認証方法で、より安全で安心な本人確認を行うことが可能です。複数のシステムで別々に管理しているログイン情報を1つにまとめて運用できる(SSO)ため、運用面でのコスト削減にも効果があります。Windowsログオンなどにも適用可能です。
■特長
1.ハードウェア、ソフトウェアを利用した、パスワード以外のさまざまな認証方法で本人確認が可能。
2.お客様環境に合わせて実装できるよう、さまざまなモジュールを提供。
■採用実績
台湾市場:金融機関、政府、軍、半導体関連企業など。
*1 NHKサイカル journal 台湾を襲うサイバー攻撃の脅威 仕掛けているのは何者か?
*2 NICTER観測レポート2023の公開
*3 NRI Secure Insight 2023 ~企業における情報セキュリティ実態調査~
・本ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
- サービス内容に関するお問い合わせ先
- KeyXentic Inc.マーケティング部E-mail:karena.luo@keyxentic.comNet Peace株式会社E-mail:info@netpeace.co.jp
- 報道関係者からのお問い合わせ先
- KeyXentic Inc.Vice President Eros ChenE-mail:eros.chen@keyxentic.comNet Peace株式会社代表取締役 古舘 侑樹E-mail:yuki@netpeace.co.jpNSW株式会社コーポレートサービス本部