NSW、Denodo社のSIパートナーとしてANA社のカスタマーエクスペリエンス高度化を支援
~現場オペレーションとお客様対応を支えるCX基盤移行プロジェクトへの参画~ 2025年7月10日ITソリューションプロバイダのNSW株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW)は、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 井上 慎一、以下ANA)におけるカスタマーエクスペリエンス(お客様体験、以下CX)の向上を目的としたCX基盤刷新プロジェクトにおいて、データマネジメントソリューション「Denodo Platform」がプラットフォームとして採用されたことを本日お知らせいたします。
NSWはDenodo社のシステムインテグレーションパートナー企業として、Denodo Platformのライセンス提供に加え、導入から運用を一貫して支援しています。本プロジェクトでのDenodo Platformの導入を通じて、業務効率化だけでなく体験価値提供の実現を支援しました。
ANAは近年、利用者との接点の多様化とサービス高度化に伴い、CXのさらなる向上を経営の重要テーマとして掲げ、従来の分散したお客様情報やサービス対応履歴の一元化・リアルタイムでの状況把握・迅速な対応を可能にすることで、より質の高いサービス提供体制の構築を行ってきました。中核のシステム基盤として運用されているのがCX基盤であり、社内の様々な重要システムやフロント業務、お客様からのお問い合わせといったデータを、データ仮想化技術によりリアルタイムに取得し、活用しています。
CX基盤刷新プロジェクトのプラットフォームとして採用された「Denodo Platform」は、データ仮想化技術を用いたデータ統合・管理ソリューションとして、多種多様な業種:1100社以上の企業に採用されているグローバルサービスです。
当社は、Denodo Platformの導入設計段階から参画し、現行業務の移行、要件整理、システム導入・開発、導入後のデータ活用支援に至るまで、全面的に支援を行いました。特に本システムはANAの2万人を超える社員がお客様対応の最前線でリアルタイムに利用するシステムであり、Denodo Platformの高いアプリケーション移植性を活かすことで、現場の業務に混乱や支障をきたすことなく、スムーズな移行を実現しました。
本システムの稼働により、ANAが従来から提供してきたサービスはそのままに、アプリケーションや機能の追加、パフォーマンスの強化、柔軟な拡張を実現し、今後もさらなるCXの向上が期待されます。

NSWは、企業のデータ活用力を強化するため、データの収集・統合・利活用に関わるマネジメント領域を中心としたソリューションを提供しています。要件定義や設計、ガバナンス構築などの導入支援から、先進的なデータ利活用の定着支援まで、一貫した体制で支援を提供し、企業のデータ活用を支えるマネジメントソリューションの提供を通じて、業務改革や顧客体験の向上に貢献してまいりました。今後も、構想段階からシステム構築、運用・定着までを一貫して支援するパートナーとして、持続的な価値創出に取り組んでまいります。
関連リンク
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